2002年07月作 「残月」


月明かりが日の光に掻き消されていく
朝目を覚ますと
隣にはあなたが寝ていた

いつもあなたが起きる前に
私はあなたの部屋を後にしていた

あの頃はそれでもきっと幸せだった

日の光に照らされて月がその姿を消していく
朝目を覚ますと
隣には誰もいない

あなたにとって当たり前な事
私にとってそうではない事

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他サイトに投稿した作品です。
与えられた題名に沿って詩を作るコーナーにあてたものです。
個人的には「あなたと私シリーズ:当たり前な事編」と言うテーマで一連の詩を書きました。


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