朝の喧騒と伴に
あなたの胸の中からそっと起き出す
簡単に身支度を整えて
あなたの部屋を出る
いつもと変わらない
あなたと逢った夜
いつもと変わらない
あなたと別れる朝
朝焼けの片隅に
ぼんやりと白くなった月
朝になると忘れられてしまうあの月のように
私もいつか忘れられてしまうのかしら
あなたにとって些細な事
私にとってそうではない事
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他サイトに投稿した作品です。
与えられた題名に沿って詩を作るコーナーにあてたものです。
個人的には「あなたと私シリーズ:些細な事編」と言うテーマで一連の詩を書きました。