2002年04月作 「・・・」


手を伸ばせば
触れることが出来る
声を掛ければ
返事が返ってくる
そんな当たり前の事が
当たり前じゃなくなって
夢にも思わなかった事が
現実となる

「これは夢だろ?
そうさ
目が覚めたらいつもと同じ朝がくる」

背を向けて歩きだした君は
決して振り向くことは無く
ただ茫然とその後姿を眺める僕は
いつまでも幻想(まぼろし)の中に居る

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他サイトに投稿した作品です。


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