鳩が豆鉄砲を食らったような
そんな表現がピッタリだった
僕は忘れていた
二年前
木枯らしが身に染みる季節
この湖に
君が居た事を
この湖に
僕が居た事を
この湖で
君がいつまでも佇んでいた事を
僕は思い出した
二年前
木枯らしが身に染みる季節
この湖に
君が居た事を
この湖に
僕が居た事を
この湖を
君がいつまでも眺めていた事を
新緑の香りが心地よい季節
高原の湖の畔で
彼の腕の中に居た君の顔は
鳩が豆鉄砲を食らったような
そんな表現がピッタリだった
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